<8035>東京エレクトロン 今週の日経平均調整の動きに連動
<ここに注目!>
日経平均指数に連動する値嵩ハイテク株です。直近に明けた2空の窓を閉めに行きます。
<会社概要>
電子機器商社で発祥。半導体製造装置で世界3位、同2位のアプライド社と15年3月経営統合へ
<ファンダメンタル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
10月29日に発表された中間決算では、連結実績が+317.7億円の黒字となりコンセンサス予想に対して+21.0%上回っています。
予想以上の決算内容であったため上昇してきましたが、その業績分も株価にすでに織り込まれており、今の水準はやや割高です。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
・直近で12/18と12/19の間に8860円-8961円の窓が空いています。「窓は閉めに行く」という相場の格言にあるように売買のない窓の価格帯は下げやすく埋めに行く傾向があります。
・
日経平均にも同様に直近で窓を空けており、今週は調整により下げやすい期間にあります。
日経平均指数に連動するこの銘柄も同様に調整しやすい週となります。
・まずは、今週の調整により直近の窓を埋めに行く動きになることを想定しています。
・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
仕掛け(売り)の目安:9200~9300円 (現在値)
仕掛け(買い)の目安:8860~8900円 (直近に空けた窓の下限)
<まとめ>
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日経平均は今週調整しやすい期間にあるため、高く上がったところは戻り売りの目線で見ています。
日経平均指数に寄与度の高く、連動しやすい値嵩ハイテク株も同様に調整し、直近の窓まで下げる場面も十分考えられます。
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