かわでんが３日ぶり反落、元従業員による不正行為が判明

　かわでん<6648.T>が３日ぶり反落。一時、前日比１４３円安の１９６４円まで売られる場面があった。同社は２５日取引終了後に、元従業員が特定資材を大量に発注・送付させるとともに不正に転売し、その代金を着服していた事実が判明したと発表。これを受けて業績への影響やイメージ低下などが懸念されているようだ。
　不正行為があったのは２００７年年１１月から１４年１２月までの間で、被害金額は現在判明している時点で約７億１０００万円。会社側では業績への影響について、過年度に発生した約５億９４００万円は既に過年度決算で費用として計上しているほか、今年度も約１億１６００万円を費用計上していることから、現時点では修正を行う予定はないとしている。

かわでんの株価は９時４３分現在２０４０円（▼６７円）