(3201)ニッケ あの伝説が蘇る? =元カリスマ証券レディ 雨宮 京子

著者:雨宮京子
投稿:2014/12/26 08:59

(3201)ニッケ あの伝説が蘇る? =元カリスマ証券レディ 雨宮 京子

日本毛織株式の愛称であるニッケを通称会社名に使っています。元は川西財閥の中核企業でした。毛織物で現在も国内トップクラスの実績を持ちますが現在は事業複合体の意識を持ち、様々な事業を手がけています。主な事業は「衣料繊維事業」「コンシューマー事業」「産業機材事業」「人とみらい開発事業」となりますが、「人とみらい開発事業」が好調で利益を出しており、繊維事業から事業複合体への改革は進んでいるようです。

また同社は株主の利益も大切にする事を表明しています。配当は年間18円と、利回り2%超は魅力です。また、時価総額698億円に対して利益余剰金から有利子負債を引いた額は484億円ありますので、同社が表明する「機動的な自己株式取得」も今後充分に可能性があるとみています。

さて、チャートの方ですが今年は大凡700円~800円の間で揉み合いを続けてきました。現在はこの揉み合いの上限付近です。年初来高値を更新して、この揉み合いから上放れる事を期待しています。

あれ?タイトルは何?と感じていらっしゃる皆様。実はこの株は伝説の仕手株なのです。日本を代表するフィクサーと言われた人物たちが繰り広げた往年の仕手戦のお話は後ほど記載しますので、是非ご覧下さい。

この株ニッケ(3201)はその昔、糸山英太郎氏と笹川良一氏が売り手と買い手で「世紀の親子対決」などど騒がれ?売買成立出来ずに「溶け合い」をした往年の仕手銘柄でした。今は私も子どもとニッケコルトンプラザなどに買い物に行くなど「羊年」に相応しい優良企業になっています。


♥来年は羊年で私、何と年女でもあります。
証券会社勤務時代にはよく社長さまに「羊年のオンナは紙を食うからお金がかかるんだよな?!・・・」とぼやかれたものです。いや~ん、証券界ではちょっと嫌がられる干支ですが、来年も大暴れ?しますので今後ともよろしくお願い致します。

~投資家のあなたへ~

本年はなんとかフィンテックなどの出世株をご案内する事ができました。来年も出世株をご案内できるよう努力致しますので応援宜しくお願いします。
本年は大変お世話になりました。どうぞよい年をお迎えください♥

(元カリスマ証券レディ 雨宮 京子)

※文言追加 11時52分
雨宮京子
経済ジャーナリスト
配信元: 達人の予想

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