ベスト電は低位の魅力で動意含み、業績改善色強く訪日客増加の恩恵も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/19 10:21
 ベスト電器<8175.T>がじわり水準を切り上げ動意含みだ。同社は経営再建中だが、15年3月期営業利益は前期比2倍強の23億円を見込むなど利益改善色が顕著。株価指標面でもPERは10倍を下回り、ヤマダ電の傘下で経営リスクは希薄にもかかわらずPBR0.5倍台と解散価値の半値に放置されていることから見直し余地が指摘されている。さらに九州地盤でアジアでの店舗展開にも積極的、訪日外国人観光客増加の恩恵を取り込みやすい点もポイントだ。全般相場が急速な戻りに転じるなか、主力株や高成長期待の値がさ株は先駆して上値を出しており、追随買いを入れるには躊躇する場面。それだけに、出遅れている低位株で業績面の裏付けのある銘柄は、リターンリバーサル狙いの個人投資家資金が向かいやすい。

ベスト電の株価は10時21分現在136円(△3円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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