三住建設が大商いで堅調、国策銘柄としての思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/18 14:01
 三井住友建設<1821.T>が商いを膨らませ堅調な値動き。衆院選の与党大勝による安倍政権の基盤強化は、これまでの公共投資拡大政策の継続性を担保するかたちとなった。同社は官公庁向けに強みを持ち、東京五輪に向けた首都圏インフラ整備の進捗や、全国的な橋梁補修需要の拡大で収益機会が広がっている。橋梁は“100年橋梁”の実用化にメドをつけていることから、国土強靭化の国策に乗る銘柄としても注目度が高い。株価は低位で商いをこなし全員参加型材料株としての素地を内包するが、個人投資家人気の裏返しで信用買い残が高水準に積み上がっていることが、やや株価面で重荷となっている。

三住建設の株価は13時57分現在131円(△3円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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