加藤製が反発、25日線接触待たず上昇トレンド復帰へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/17 10:22
 加藤製作所<6390.T>が3日ぶり反発。株価は10月末に上放れて以降一貫した上昇トレンドを継続、目先は全般波乱相場に歩調を合わせたものの25日移動平均線との接触を待たずに切り返しに転じている。大型油圧クレーンに強みを持つ建機メーカーだが、国内向けは主要顧客のゼネコンが新排ガス規制対応クレーンの導入を推進していることが追い風となっているほか、海外では社会インフラの進むアジア地域の市場開拓が進捗しており、収益を押し上げている。「今中間期は国内向けクレーンの売り上げが前年同期比32%増の200億円、海外向けも3割弱の高い伸びを示している」(業界アナリスト)とされ、足もとの好調ぶりが株高を裏付けている。同社は15年3月期営業利益を従来予想の66億円から80億円(前期比24.4%増)に大幅上方修正しているが、市場では国内外の想定を上回る油圧クレーンの好調から一段の上振れ余地があるとの見方が強まっている。

加藤製の株価は10時19分現在982円(△16円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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