くろがねやの11月中間期は62%営業増益も従来予想下回る、駆け込み需要の反動減長引く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/15 16:04
 くろがねや<9855.T>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(5月16日~11月15日)単独決算を発表しており、売上高は79億7900万円(前年同期比3.6%減)と減収だったものの、営業利益3100万円(同61.9%増)、純利益3200万円(同19.2%増)と大幅増益となった。2月の大雪を経験したことで、冬季の雪の備えとして除雪用品の販売が好調だった一方、消費増税に伴う駆け込み需要の反動で、引き続き洗剤や紙製品などの消耗品全般が低調に推移し減収を余儀なくされた。より利益率の高い商品構成へのシフトや商品の値下げロスの低減を図ることで利益率の改善を図ったが、従来予想の売上高86億4200万円、営業利益1億200万円、純利益7000万円は下回った。
 なお、15年5月期通期業績予想は売上高178億5300万円(前期比2.3%増)、営業利益4億6800万円(同45.2%増)、純利益2億8800万円(同36.5%増)の従来予想を据え置いている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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