海運株が朝高後値を消す、バルチック海運指数が８日続落

　商船三井<9104.T>、明治海運<9115.T>など海運株が軟調。原油市況安に伴う燃料費コストの低下や、運賃ドル建て決済による円安メリットなどを背景に、きょう寄り付き時点で海運セクターは業種別値上がり率トップに買われたが、その後は値を消す展開となった。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前日時点で８日続落し１１１９まで水準を切り下げており、足もと海運市況の変調を意識する流れとなっている。

商船三井の株価は１１時２５分現在３７８円（▼１円）
明治海の株価は１１時２５分現在３９２円（▼７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）