3日の東京株式市場見通し
3日の東京株式市場は、引き続き買い優勢の展開が想定される。
米格付け会社ムーディーズの日本国債格下げはタイミング的にサプライズだったが、2日の東京市場は朝方こそ安く始まったものの比較的冷静に売りをこなし、その後日経平均はプラス圏に切り返す動きをみせた。この腰の強さは、当面の相場の方向性が押さば買いの強調リズムにあることを暗示している。
ただ、テクニカル面で過熱警戒域にあることに変わりなく、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は2日引け時点で140%を上回るほか、25日移動平均線との上方カイ離も4.5%弱に達している。これが、原油安と円安という2大材料を拠りどころとした買いの矛先を、どの程度鈍らせるかは定かではない。足もと原油市況は反発したが、これがアヤ戻しで終わるのかどうか注視したいところ。
米格付け会社ムーディーズの日本国債格下げはタイミング的にサプライズだったが、2日の東京市場は朝方こそ安く始まったものの比較的冷静に売りをこなし、その後日経平均はプラス圏に切り返す動きをみせた。この腰の強さは、当面の相場の方向性が押さば買いの強調リズムにあることを暗示している。
ただ、テクニカル面で過熱警戒域にあることに変わりなく、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は2日引け時点で140%を上回るほか、25日移動平均線との上方カイ離も4.5%弱に達している。これが、原油安と円安という2大材料を拠りどころとした買いの矛先を、どの程度鈍らせるかは定かではない。足もと原油市況は反発したが、これがアヤ戻しで終わるのかどうか注視したいところ。