打ち上げ近づき、関連銘柄に盛り上がりも
11月30日、小惑星探査機「はやぶさ2」を乗せた「H―2A」ロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられる。
「はやぶさ2」は2003年に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」の物質を採取して13年に地球に帰還した「はやぶさ」の後継機だ。さまざまなトラブルに見舞われながらも帰還した「はやぶさ」は、多くの人に感動をもって受け止められ、その後、映画や小説などにも取り上げられたことでも知られているが、「はやぶさ2」はその経験を生かした新技術や新装備が追加されている。
今回の「はやぶさ2」のミッションはC型小惑星(炭素系物質を主成分とする惑星)を探索しサンプルを持ち帰ること。探査対象は「1999 JU3」という地球に接近する軌道を持つ小惑星で、18年に到着し、18カ月ほど滞在していくつかのミッションを行った後、20年に地球に帰還する予定となっている。
「はやぶさ2」は重量が600キログラムと「はやぶさ」と比較して90キログラム増えたが、その分、3つのカメラを内蔵し化学観測と探査機のナビゲーションに使う光学航法カメラや、ミッションに使用する近赤外分光計やレーザ高度計、小惑星表面に衝突させ人工クレーターをつくる銅製の衝突装置などを搭載している。打ち上げを控えて、関連する銘柄にも注目が高まりそうだ。
◆「はやぶさ2」の主な関連銘柄
銘柄<コード> 関連する項目
NEC<6701> 「はやぶさ」のイオンエンジン開発と全体のとりまとめを担当
明星電<6709> 「はやぶさ」のエックス線分光装置の開発・製造を担当
航空電子<6807> 「はやぶさ」の軌道制御用加速度計を開発・製造
古河電池<6937> 「はやぶさ」に搭載されるリチウムイオン電池を開発・製造
三菱重<7011> 「はやぶさ」の科学エンジンの開発・製造を担当
川重<7012> 大気圏内で人工衛星を守るフェアリングを開発・製造
IHI<7013> 「はやぶさ」の耐熱性カプセルの開発・製造を担当
「はやぶさ2」は2003年に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」の物質を採取して13年に地球に帰還した「はやぶさ」の後継機だ。さまざまなトラブルに見舞われながらも帰還した「はやぶさ」は、多くの人に感動をもって受け止められ、その後、映画や小説などにも取り上げられたことでも知られているが、「はやぶさ2」はその経験を生かした新技術や新装備が追加されている。
今回の「はやぶさ2」のミッションはC型小惑星(炭素系物質を主成分とする惑星)を探索しサンプルを持ち帰ること。探査対象は「1999 JU3」という地球に接近する軌道を持つ小惑星で、18年に到着し、18カ月ほど滞在していくつかのミッションを行った後、20年に地球に帰還する予定となっている。
「はやぶさ2」は重量が600キログラムと「はやぶさ」と比較して90キログラム増えたが、その分、3つのカメラを内蔵し化学観測と探査機のナビゲーションに使う光学航法カメラや、ミッションに使用する近赤外分光計やレーザ高度計、小惑星表面に衝突させ人工クレーターをつくる銅製の衝突装置などを搭載している。打ち上げを控えて、関連する銘柄にも注目が高まりそうだ。
◆「はやぶさ2」の主な関連銘柄
銘柄<コード> 関連する項目
NEC<6701> 「はやぶさ」のイオンエンジン開発と全体のとりまとめを担当
明星電<6709> 「はやぶさ」のエックス線分光装置の開発・製造を担当
航空電子<6807> 「はやぶさ」の軌道制御用加速度計を開発・製造
古河電池<6937> 「はやぶさ」に搭載されるリチウムイオン電池を開発・製造
三菱重<7011> 「はやぶさ」の科学エンジンの開発・製造を担当
川重<7012> 大気圏内で人工衛星を守るフェアリングを開発・製造
IHI<7013> 「はやぶさ」の耐熱性カプセルの開発・製造を担当