<6330>東洋エンジニアリング 底値圏からの反発に期待
<ここに注目!>
短期的に売られ過ぎからのリバウンド狙い
<会社概要>
エンジ大手。現三井化学の工務部門が発祥。海外での化学肥料、石油・石化プラント工事が柱
<ファンダメンタル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
11月13日に発表された決算では、中間の経常利益がコンセンサスに対して-42.6%減という大幅に低い結果となった
ため、それを嫌気した売りが出ているようです。
しかし、通期では会社予想がコンセンサス予想を+5.2%上回っているため、第3四半期で大きく利益を伸ばしてくると会社が考えていることがわかります。
年間を通して見れば予想通りの進捗なので、短期的な数字の悪化を嫌気した売りが止まれば徐々に通期の数字が見直されてきます。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
・Yahoo! ファイナンスのチャートでも確認できる移動平均25日と現在の株価が大きく離れています。
大きく離れたところでは「売られすぎ」による反発の買いが入りやすいタイミングとなります。
・直近7日間連続で陰線が続いていますが、陰線の幅が徐々に短くなっていることが分かります。
つまり、日中の売り圧力も徐々に弱くなってきていることを示しており、近いうちに売り圧力を上回る買いが入れば陽線が出てきます。
陽線が出たところが売りから買いへの需給の転換であり、底打ちが明確となります。
・現在の価格は「売られ過ぎ、底値圏」にいます。おおよその狙いどころは以下のようになります。
仕掛け(買い)の目安:420~430円
仕掛け(売り)の目安:460~470円
<まとめ>
短期的な決算内容を株価が織り込んできているため、徐々に下げ止まりつつあります。
ファンダメンタル、テクニカルともに割安な位置まできているため、売りから買いへの転換が見られれば今週は反発に転じるでしょう。
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