<私の相場観>=内藤証券・投資情報本部投資調査部長 田部井 美彦氏
10日の東京株式市場では、主力銘柄が軟調に推移した半面、中小型株の底堅さが目立った。日経平均株価は、反落したものの、マザーズ指数、ジャスダック指数、東証2部指数、東証1部小型株指数といった中小型株に関する指数はそろって前週末比プラスで引けた。
さらに、日経平均株価が99円下落したにも関わらず、東証1部の値上がり銘柄数は939で、値下がり銘柄数の781を上回った。日経平均への高値警戒感はあるが、好業績株など幅広い銘柄への物色意欲は根強い。
個別銘柄では、ミライト・ホールディングス<1417.T>に注目。LTE関連工事が高水準で推移し収益を牽引。4~9月期営業利益を従来予想の30億円から59億円(前年同期比2.1倍)に上方修正した。三菱電機<6503.T>は、企業の設備投資意欲が回復するなか、省エネニーズを背景にパワー半導体が好調。
また、人件費高騰で省人化が高まる中国でのFA需要が旺盛だ。日本空調サービス<4658.T>は、空調設備のメンテナンス大手で、大手病院向けではトップシェアを占め、研究機関など特殊施設向けでも強みを発揮。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
さらに、日経平均株価が99円下落したにも関わらず、東証1部の値上がり銘柄数は939で、値下がり銘柄数の781を上回った。日経平均への高値警戒感はあるが、好業績株など幅広い銘柄への物色意欲は根強い。
個別銘柄では、ミライト・ホールディングス<1417.T>に注目。LTE関連工事が高水準で推移し収益を牽引。4~9月期営業利益を従来予想の30億円から59億円(前年同期比2.1倍)に上方修正した。三菱電機<6503.T>は、企業の設備投資意欲が回復するなか、省エネニーズを背景にパワー半導体が好調。
また、人件費高騰で省人化が高まる中国でのFA需要が旺盛だ。日本空調サービス<4658.T>は、空調設備のメンテナンス大手で、大手病院向けではトップシェアを占め、研究機関など特殊施設向けでも強みを発揮。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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