洋ゴムが買い集める、北米向け好調で円安と原料安効果にも期待
東洋ゴム工業<5105.T>が大幅高で4日続伸、1990円台まで買われ8月4日につけた年初来高値1998円を指呼の間にとらえてきた。主力のタイヤ部門は収益基盤である北米向けを中心に好調、為替の円安進行や天然ゴム市況が引き続き軟調な動きにあることも心強いフォローウインドとなっている。米国ではピックアップトラックやSUVなど大型乗用車の販売が好調で、タイヤも高単価製品中心に需要を伸ばしており、14年12月期は営業利益455億円(前期比22.2%増)と従来予想から大きく上乗せされている。「ここからの増産余力は限定的ながら、15年12月期も採算向上を背景に増益トレンドは維持される公算が大きい」(中堅証券アナリスト)とみられているようだ。
洋ゴムの株価は14時46分現在1904円(△107円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
洋ゴムの株価は14時46分現在1904円(△107円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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