鳥居薬は軟調、今12月期営業利益35億円に増額も利益確定売りに押される

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/31 09:39
 鳥居薬品<4551.T>が軟調。同社は30日取引終了後、14年12月期通期(4~12月の変則決算)の連結業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の429億円から435億円(前期比横ばい)に、営業利益は27億円から35億円(同12.2%減)、最終利益は16億円から20億円(同15.9%減)にいずれも増額した。抗HIV薬や透析患者向け掻痒改善剤などの販売が会社側計画を上回って推移している。利益面でも固定資産除却損を特損に計上するものの、今期見込んでいた研究開発費の一部が次期にずれ込む見通しとなり、結果的に押し上げられるかたちとなっている。ただ、株価面では増額修正を織り込んでおり、直近2日間で2%弱の上昇をみせていたこともあって、利益確定売りが先行した。

鳥居薬の株価は9時38分現在2994円(▼16円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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