ソディックが大幅続伸、金属３Ｄプリンターの量産型初号機を完成と報じられる

　ソディック<6143.T>が大幅続伸。きょう付の日刊工業新聞で、金属３Ｄプリンターの量産型初号機「ＯＰＭ２５０Ｌ」を完成、３０日に受注を始めると報じられたことを材料視。記事によると、新製品は切削加工との複合型で、金属粉末を層状に敷いた上でレーザーで選択的に溶融・焼結させ１層ずつ造形する粉末焼結積層造形（ＳＬＭ）法を採用。寸法精度はプラスマイナス１０マイクロメートル、面粗度は３マイクロメートル。造形速度は３Ｄプリント機能単体で毎時３０ｃｃという。同社では、７月に金属プリンター参入を発表していたが、精度や速度は明らかにしておらず、量産型の投入を前にこうした仕様を明らかになったことが好感されているようだ。

ソディックの株価は９時１４分現在９８４円（△５９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）