小津産業がストップ高カイ気配、防護服展開をハヤす

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/16 14:40
 小津産業<7487.T>がストップ高カイ気配と気を吐いている。西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱の世界的な拡散懸念が広がるなか、米国でエボラ出血熱の治療にあたった看護師で2人目が検査で陽性反応を示したことを受け、関連株への投機資金流入が勢いを増している。
 そのなか、同社は旭化成<3407.T>との共同開発で不織布に展開しており、その技術を背景に防護服関連として買い人気を集めている。同社が手掛ける「カトレックスバリア」は、粉塵や有害物質から人体を防護するディスポタイプの化学防護服でバクテリアバリア性からウイルスバリア性へとより高いバリア性を実現したもので、「投機資金の絶好のターゲットとなっている」(市場関係者)。
 また、足もとの業績が好調な点も買い安心感につながっているようだ。同社の14年6~8月期の連結営業利益は1億7400万円(前年同期比30.8%増)と大幅な増益を確保、不織布はエレクトロニクス分野でスマートフォンやタブレット端末用途のデバイス産業向けや電装化が進展する自動車関連向けが収益を牽引している。

小津産業の株価は14時29分現在2099円(△400円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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