<動意株・9日>(前引け)=ABCマート、協和コンサル、NVC

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/09 12:13
 エービーシー・マート<2670.T>=大幅反発。同社は8日の取引終了後、15年2月期の連結業績見通しで、売上高を従来予想の2030億円から2130億円(前期比13.3%増)へ、営業利益を同358億円から406億円(同19.0%増)へ、純利益を同215億円から243億5000万円(同21.8%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。上期にスニーカートレンドを受けて、国内外の既存店が好調に推移したことに加えて、下期もこの傾向が続くと予想されるなか、カジュアルスニーカーを軸にメンズではブーツスタイルの刷新を行い、レディースでは付加価値をつけた商品の提供で単価アップが見込まれることなどが要因としている。

 協和コンサルタンツ<9647.T>=一時ストップ高。8日の取引終了後、14年11月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の59億円から59億7000万円(前期比6.9%増)へ、営業利益を同1億6000万円から2億1000万円(同22.2%減)へそれぞれ上方修正したことを好感。第3四半期以降に発生を予定していた投資が、来期にスライドする見通しであるため販管費が減少することが寄与するという。一方、純利益は元従業員による不正行為に起因する特別損失を計上することなどで、同4000万円から500万円(同93.4%減)へ下方修正したが、これについては織り込み済みとの見方が強い。

 ネットワークバリューコンポネンツ<3394.T>=大幅高で4連騰。株価は8月下旬から急速人気化、直近は一段と上値指向を強め5日移動平均線を足場に大きく上放れている。サイバー犯罪が深刻化するなか、その有力関連株として注目されている。同社のネットワーク監視システムには会社側の想定を大きく上回る引き合いがあり、これを背景に14年12月期営業利益は増額濃厚とみられている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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