9日の株式相場見通し
9日の東京株式市場は、引き続き買い手掛かり材料が不足する地合いのなかで、売り優勢となり、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。米株式市場でNYダウ平均株価が下落基調を強めていることに加え、今月初めに一時1ドル=110円台を付けた円相場も、ここにきて一時1ドル=107円台まで円高・ドル安が進行する流れとなっており、採算悪化懸念から主力輸出企業を中心に、楽観的な業績見通しが通用し難い状態になりつつある。
きょうは、日経平均株価が75日移動平均線(1万5548円=8日)に下値を支えられるかたちとなったが、あすは75日線をめぐる攻防となる可能性もありそうだ。
8日の東京株式市場は、前日の米国株急落に加え、外国為替市場で円が買われたことから、リスク回避の売りが集中し、日経平均株価終値は前日比187円安の1万5595円と大幅続落した。国際通貨基金(IMF)が日本の14年度の実質経済成長率見通しを大きく引き下げたことなども嫌気された。
きょうは、日経平均株価が75日移動平均線(1万5548円=8日)に下値を支えられるかたちとなったが、あすは75日線をめぐる攻防となる可能性もありそうだ。
8日の東京株式市場は、前日の米国株急落に加え、外国為替市場で円が買われたことから、リスク回避の売りが集中し、日経平均株価終値は前日比187円安の1万5595円と大幅続落した。国際通貨基金(IMF)が日本の14年度の実質経済成長率見通しを大きく引き下げたことなども嫌気された。