<3193>鳥貴族 IPO底入れから上昇への鍋底チャート

著者:Korosuke
投稿:2014/09/28 23:48

<ここに注目!>

IPO銘柄の特徴ですが、上場直後はほぼ需給要因のみで動くため、上場初値からずるずると売られてほぼ下がり続けます。どこで底を打つかを見極めるのが難しいですが、鍋底のようなチャートになってきたときが一旦需給が均衡して売り圧力が一巡したことを示しています。この鍋底が長い期間続くほど底が厚くなり、徐々に反発へと流れが変わっていきます。

<会社概要>

焼き鳥屋「鳥貴族」の単一ブランドを東名阪を中心に展開。全メニューを税抜き280円で提供 。

<ファンダメンタル分析> ☆☆☆☆ (5点満点中)

9月12日に発表された決算では、経常利益がコンセンサスに対して10%ほど下回る結果となったため、それを嫌気した売りが出ているようです。しかし、14年7月期の本決算の単独実績では、コンセンサス予想に対して5%上回る実績を出しておりますので、足元の業績は着実に固めて伸びてきていることがわかります。出展店舗数も加速して増えており、本業の売り上げを示す営業利益も増益であることから長期的な成長も十分期待できます。

<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)

・直近IPOで上場してから3日で高値をつけ、その後はずるずると下がり続けていますが、その一方的な売り圧力も十分な日柄調整をして、買い圧力と売り圧力が均衡した状態が続いています。ここから徐々に買い圧力が強くなってくるとチャートが鍋の底のような形になるように上昇してきます。IPOの最近の動きとして一旦底をつけてから切り替えしたあとに初値を超えていく傾向にあるので、初値を割れている今は買いのチャンスです。
 
Korosuke
株式会社テラス
配信元: 達人の予想

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