<動意株・22日>(大引け)=ヨコオ、トミタ電機、竹内製作など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/22 15:09
 ヨコオ<6800.T>=一時、前週末比ストップ高。この日、DSRC/ITSスポット基地局用の「電界強度測定器」を開発したと発表した。新製品はARIB STD-T75規格に準拠した、ETC基地局やITSスポット基地局の設置・運用時の評価に適した計測器で、高精度の測定を短時間でできることから、今後、一段の需要拡大が見込まれるITSインフラ整備市場に向け販売を拡大していく。10月から受注生産を開始する計画。

 トミタ電機<6898.T>=連日のストップ高。電気自動車や通信機器に使う「フェライトコア」の新製品を開発したと報じられたことを引き続き好材料視。新製品は高温下でも性能を保つ、高周波ノイズを除去できるといった特性を持つ5種類で、サンプル品の出荷を始めたという。既に北米の通信機器大手から高機能の商品のノイズ除去フィルター向けの注文が来ているとしていることから、業績への寄与が期待されている。

 竹内製作所<6432.T>=大幅続伸。ここ1カ月間、外国為替市場で急速な円安・ドル高が進んでいることから、売上高の9割が海外向けを占める同社には円安による業績上振れ期待が働いているようだ。会社側の15年3月期の想定為替レートは1ドル=98円、1ユーロ=135円など。特に売上高の4割以上を米国向けが占めていることから、業績押し上げ効果は大きいとの見方が強まっているようだ。

 あさひ<3333.T>=3日続伸。自民党の谷垣禎一幹事長が20日、都内で開かれた自転車による都市交通改革を考える集会に参加し、自転車特区をつくり、専用レーンの整備や交通法規のあり方を実験する必要があるなどとコメントしたと伝わっており、これを材料視した買いが入っている。自転車のインフラ整備が進めば、利用者増から、自転車販売店大手の同社にはメリットが大きいとの見方が強まっているようだ。

 第一屋製パン<2215.T>=大幅続伸。19日の取引終了後、株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが入っている。12月31日時点の1単元(1000株)以上保有の株主に対して、グループ会社の商品詰め合わせを贈呈するとしており、14年12月31日時点の株主から開始するとしている。

 ニックス<4243.T>=3日連続ストップ高。引き続き、防虫樹脂「アリニックス」事業について、15年に網戸向け供給量を前年比1.5倍の12万本分に引き上げると伝えられたことを材料視。「アリニックス」に配合している殺虫成分のエトフェンプロックスは、デング熱を媒介する蚊であるヒトスジシマカの駆除にも使われていることから、デング熱対策関連として人気づいているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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