アイネスが新高値、IT投資回復、マイナンバー制の裾野の広がりもビジネスチャンスに

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/22 13:51
 アイネス<9742.T>が続伸、25日移動平均線を下支えに株価は上昇基調を継続、8月25日の年初来高値933円を上回り新値街道に復帰した。同社は情報処理サービス大手で官公庁向けに強みを持ち、とりわけ金融関連分野で実績が豊富。例年第1四半期は赤字となりやすいが、14年4~6月期営業損益は6200万円と03年以降で初めて営業黒字を確保した。これは自治体の納入案件の前倒しによるものだが、IT投資の回復で赤字案件の解消など採算改善効果も損益面に寄与している。政府は全国民に割り振る社会保障と税の共通番号(マイナンバー)を医療分野にも活用する方針を示すなど同市場の裾野は広がる方向で、マイナンバー関連有力株である同社株には再評価機運が高まっている。

アイネスの株価は13時48分現在938円(△12円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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