イスラム国への対応の影響は限定的?
本日9月11日は、かの「9・11アメリカ同時多発テロ事件」から13年目のメモリアルデー。
先日私用でNYに行っていたのですが、先んじて英国がテロ警戒レベルを引き上げたことも相俟って、特に空港の入国警戒レベルは相当なものといってよく、ピリピリとしたムードが広がっていました。
現地のメディアでもイスラム国関連のニュースが盛んでしたが、本日オバマ大統領が異例のプライムタイム(現地時間10日午後9時)に演説を行い、イスラム国に対する“警告”や“決意表明”をしましたが、実のところ米国民はあまりオバマ大統領に期待していないというのが本音ではないでしょうか?
ある現地新聞の風刺漫画にも、ブッシュ元大統領が職人の恰好で地球を修繕している姿に「The Tinkerer」(=未熟な職人、へたくそな職人)と書かれている横で、オバマ大統領が地球の上に座ってISISの報告書を読みながら考え込んでいる姿に「The Thinker」(=考える人)との言葉が。そのお尻には火がついていたのですが、これがまさに現在のアメリカの姿と言っていいのかも知れません。
これをもって直接的な相場変動要因に結びつくとは思いませんが、11月に控えた中間選挙の最後のアピールの場としてイスラム国への対応に米国民のみならず世界の耳目が集まります。
先日私用でNYに行っていたのですが、先んじて英国がテロ警戒レベルを引き上げたことも相俟って、特に空港の入国警戒レベルは相当なものといってよく、ピリピリとしたムードが広がっていました。
現地のメディアでもイスラム国関連のニュースが盛んでしたが、本日オバマ大統領が異例のプライムタイム(現地時間10日午後9時)に演説を行い、イスラム国に対する“警告”や“決意表明”をしましたが、実のところ米国民はあまりオバマ大統領に期待していないというのが本音ではないでしょうか?
ある現地新聞の風刺漫画にも、ブッシュ元大統領が職人の恰好で地球を修繕している姿に「The Tinkerer」(=未熟な職人、へたくそな職人)と書かれている横で、オバマ大統領が地球の上に座ってISISの報告書を読みながら考え込んでいる姿に「The Thinker」(=考える人)との言葉が。そのお尻には火がついていたのですが、これがまさに現在のアメリカの姿と言っていいのかも知れません。
これをもって直接的な相場変動要因に結びつくとは思いませんが、11月に控えた中間選挙の最後のアピールの場としてイスラム国への対応に米国民のみならず世界の耳目が集まります。