積水化成は底堅い、ハロゲン系難燃剤一切含まない自己消火性発泡性ポリスチレンビーズ開発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/09 12:55
 積水化成品工業<4228.T>は底堅い。8日、三木理研工業(和歌山市)と共同でヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)などのハロゲン系難燃剤を含まない自己消火性の発泡性ポリスチレンビーズを開発、建築・土木分野へ販売を進めていくと発表した。HBCDは化学物質の審査と製造などの規制についての法律に基づき、5月に第一種特定化学物質に指定され、経済産業大臣の許可なしに製造、輸入ができなくなる。同社は以前からHBCDを含まない自己消火性発泡性ポリスチレンビーズを取り扱ってきたが、さらに環境対応を強めるため、ハロゲン系難燃剤を一切含まない新製品を開発。断熱材・屋根材、土木向け軽量盛土ブロックや自動車部材、家電製品部材への採用を進めていく。

積水化成の株価は12時50分現在299円(△▼0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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