経営の視点 品質守った日本KFCの戦い

著者:藤本誠之
投稿:2014/09/08 09:01

日経新聞半歩先読み

経営の視点 品質守った日本KFCの戦い 日本経済新聞 企業11面

今回取り上げたのは、田中陽編集委員のコラム「経営の視点」です。日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)が、米国本社から安い海外産鶏肉や安い調理油の採用、調理手順の簡素化などを迫られましたが、味の落ちる変更に対しては日本人の味覚の繊細さを丁寧に説明し拒否したことが紹介されています。今回の中国の使用期限切れ問題でも、国産鶏肉を使う日本KFCは難を免れています。
 このような味へのこだわりは、品質への信頼感を産み、食の安全が揺らげば揺らぐほど、相対的に日本KFCの強みになりそうです。

 (9873) 日本KFCホールディングス (東証2部) 2,164円 前日比  +4 (+0.18%) [売買単位:1,000株]
 9月株主優待銘柄。1,000株保有で、5,000円相当の商品券。

先週は、夏休みをいただきありがとうございました。リフレッシュしましたので、今週からまたよろしくお願いします。

今日も皆様に相場の福が授かりますように!!

※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

藤本誠之
財産ネット 企業調査部長
配信元: 達人の予想