ＢＳＣが反落、第１四半期の１０００万円の営業赤字を嫌気

　富士通ビー・エス・シー＜4793.T＞が反落。同社は１４日の取引終了後に今１５年３月期第１四半期（４～６月）連結決算を発表。売上高７５億５４００万円（前期比１．１％減）、営業損益１０００万円の赤字（前年同期実績１億１１７００万円の黒字）と減収赤字転落となったことを嫌気している。新規商談の獲得や顧客ニーズに対応するソリューションサービスの提供に取り組んだものの、大型商談の減少と顧客からの値引き要請の影響を受けている。また、同社従業員による不正行為の影響があったことに加え、開発計画延期などにより不健全化が見込まれる棚卸資産の評価減を織り込んだことにより原価が上昇している。
　通期は売上高３３０億円（前期比５．６％増）、営業利益１８億円（同６０．２％増）の従来予想を据え置いている。

ＢＳＣの株価は１０時３６分現在８８１円（▼１３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）