朝日工業が後場マイナスに転じる、第1四半期営業赤字転落を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/14 13:33
 朝日工業<5456.T>が後場マイナスに転じてきた。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高74億9900万円(前年同期比33.7%減)、営業損益4億6200万円の赤字(前年同期は3300万円の黒字)、最終損益6億7200万円の赤字(同2000万円の赤字)と営業損益が大幅赤字転落となったことが嫌気されている。2月の大雪の影響で製鋼工場の操業が停止していた影響が大きく、他社から鋼塊(ビレット)を購入していたことから製品販売数量が減少したほか、コスト高につながり、鉄鋼建設資材事業の収益が悪化した。また、農業資材関連も消費増税に伴う前倒し出荷の反動から肥料事業が落ち込み、これらが業績の足を引っ張った。
 なお、15年3月期通期業績予想は売上高410億円(前期比5.9%減)、営業利益14億円、最終利益5億5000万円を見込んでいる。

朝日工業の株価は13時30分現在1010円(▼40円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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