アイフルの4~6月期、貸付残高減少で営業35.6%減益

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/13 17:22
 アイフル<8515.T>が13日取引時間終了後、15年3月期の第1四半期(14年4~6月期)連結決算を発表。売上高に相当する営業収益は216億4900万円(前年同期比9.0%減)、営業利益は34億2800万円(同35.6%減)、最終利益は35億8700万円(同70.7%減)となった。改正賃金業法施行や「過払い金」の返還請求に伴い、貸付残高が減少し、利息収入の減少が反映された。また、最終利益については前年同期に計上した約62億円の特別利益がなくなったことも影響した。
 これまで非開示だった、15年3月期通期の業績予想は、営業収益が852億5500万円(前期比7.2%減)、営業利益が123億4200万円(同45.1%減)、最終利益は124億6900万円(同59.1%減)を予想している。
 なお、同社は6月10日に事業再生ADRに基づく事業再生計画期間中における最終弁済を行い、7月10日をもって事業再生計画期間が終了。7月10日時点での残存債務は、債権者会議において対象債権者の同意を得て債務の一部を弁済したうえで、金融機関による支援継続が決定している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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