近鉄が続伸、第1四半期営業17.6%減益も織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/12 14:39
 近畿日本鉄道<9041.T>が続伸。同社は11日の取引終了後に今15年3月期第1四半期(4~6月)決算を発表。連結売上高2918億9300万円(前年同期比1.2%増)、営業利益109億3400万円(同17.6%減)となった。営業利益では減益となったが、消費増税前の駆け込み需要の反動で定期券販売などが減少したことに加え、不動産で前年に大口の土地売却があった反動や退職給付費用が増加したことが要因。株価は7月23日に年初来高値388円を付けて以降調整を続けており、減益は織り込み済みだったとみられる。
 通期は売上高1兆2900億円(前期比3.5%増)、営業利益600億円(同9.8%増)の従来予想を据え置いた。

近鉄の株価は14時30分現在376円(△5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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