12日の株式相場見通し
12日の東京株式市場は、きょうの全体相場が大幅反発したことで、投資家心理が改善をみせていることから、日経平均株価は続伸が予想される。前週末8日の454円急落から、休日を挟んで直ちに急反発に転じ、1万5100円台を回復したことについて市場関係者からは「7月の2度の調整場面がいずれも1万5100円水準でとどまっており、今回翌営業日にそこまで復帰したのは、“調整が長引くのでは”と懸念していた市場参加者をひとまず安心させたようだ。今後は25日移動平均線(1万5339円=11日)の早期奪回が焦点となる」との見方が出ていた。
11日の東京株式市場は、前週末の米国株大幅反発や、円安・ドル高の進行を受け、朝方から主力株をはじめ広範囲に買い戻しが入った。後場もジリ高歩調を堅持し、日経平均株価終値は、前週末比352円高の1万5130円と急反発した。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による国内株式の保有上限撤廃報道も上昇を加速させた。ただ、地政学的リスクの再燃を懸念する見方も依然として根強い。
11日の東京株式市場は、前週末の米国株大幅反発や、円安・ドル高の進行を受け、朝方から主力株をはじめ広範囲に買い戻しが入った。後場もジリ高歩調を堅持し、日経平均株価終値は、前週末比352円高の1万5130円と急反発した。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による国内株式の保有上限撤廃報道も上昇を加速させた。ただ、地政学的リスクの再燃を懸念する見方も依然として根強い。