ドル円はレンジ取引継続・・・・・

102.10円付近が居心地の良い水準・・・・・

　先週のドル円は、米ＩＳＭ非製造業景況指数が予想を上回ると103円に迫る動きを見せました。しかし、米国株が売られ、米国債利回りも低下すると、102円台前半まで押し戻されました。

　その後、地政学上のリスクの高まりにより、101円台半ばまで下落する局面が見られましたが、週末を前に米国株が反発に転ずると、これを好感して102円台を回復する動きとなりました。

　これら一連の流れを通じて、102.10円付近の居心地の良さがかなり意識されている様に思われ、上下どちらに振れても、このレベルに戻って来ると云った動きが当面は継続する可能性があります。

　但し、テクニカル的には、ドル円、クロス円とも、先週金曜日の日足が下ヒゲの長い足となっており、短期的には底堅さも窺える事から、ドル円も102円割れが見られる場合には押し目買いスタンスで良いものと思われます。