カワチ薬品はしっかり、7月度既存店売上高8.3%減も織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/04 09:35
 カワチ薬品<2664.T>はしっかり。同社は東日本で大型郊外店を中心にドラッグストアを展開しているが、1日発表した7月度(6月16日~7月15日)の月次売上高は既存店が前年同月比8.3%減、全店ベースでは同5.8%減と低迷した。7月度は昨年に比べ梅雨明けが遅く雨天の日が続いたことや、月度後半には昨年比較で低温の日が続いたことなどから季節関連商材が伸び悩んだことが背景。なお、累計では既存店が前年同期比2.9%減、全店ベースでは0.3%減と消費増税前の駆け込み需要の反動を引きずっている。ただ、株価面では織り込まれていた。テクニカル的にも前週末にボックス下限の1850円近辺で下ヒゲを出して踏みとどまっており、足もとは悪材料出尽くしから買い戻しがやや優勢の展開。

カワチ薬の株価は9時31分現在1876円(△12円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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