セーレンが反発、車両資材など好調による第２四半期業績予想の上方修正を好感

　セーレン＜3569.T＞が反発。同社は７月３１日大引け後、１５年３月期第１四半期（４～６月）決算を発表。連結売上高２４７億９１００万円（前年同期比８．５％増）、営業利益１５億６３００万円（同５０．９％増）を計上。第１四半期の好調に伴い第２四半期累計（４～９月）業績を修正。売上高で従来予想の５０３億円から５０５億円（前年同期比８．０％増）、営業利益で２８億円から２９億円（同２４．５％増）へ上方修正、これを好感している。
　車両資材事業では高付加価値シート材「クオーレ」や、夏に熱くならず冬に冷たくならない「クオーレモジュレ」など、燃費向上や快適性を追及した高機能商品が寄与。メディカル事業も卓越した消臭機能を持つアンダーウエアシリーズ「デオエスト」が堅調に推移している。
　通期は売上高１０３０億円（前期比５．１％増）、営業利益６８億円（同１６．３％増）の従来予想を据え置いている。

セーレンの株価は１０時３０分現在９５２円（△２２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）