A&Tが大幅安、14年12月期業績予想を上方修正も利益確定売り先行

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/01 09:53
 エイアンドティー<6722.T>が大幅安。7月31日の取引終了後、14年12月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の93億円から94億円(前期比1.9%増)へ、営業利益を同7億円から8億7000万円(同17.3%増)へ、純利益を同4億円から5億円(同6.2%増)へそれぞれ上方修正したが、営業利益で9億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったほか、7月22日に年初来高値926円をつけるなど直近で上昇し、その後も高値圏にあったことから、材料出尽くし感からいったん利益を確定する動きとなっているようだ。
 OEM供給の消耗品が検体検査装置の累計稼働台数の増加で堅調に推移していることに加えて、検査室全体に関する総合提案の案件が増加したことなどから他社製品の販売が増加していることが要因。また、臨床検査情報システムや検体検査自動化システムの大型案件の採算性向上に努め、各製品における原価低減策をさらに推進したことなども寄与したという。

A&Tの株価は9時47分現在795円(▼93円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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