シミックHDが反発、14年9月期最終利益を上方修正、第3四半期は30%営業減益

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/01 09:26
 シミックホールディングス<2309.T>が反発。7月31日の取引終了後、14年9月期の連結業績見通しについて、売上高515億円(前期比1.1%増)、営業利益25億円(同39.8%減)は従来予想そのままに、純利益のみ従来予想の8億円から11億円(同37.3%減)へ上方修正したことが好感されている。第3四半期に田辺三菱製薬工場の足利工場の譲り受けに伴う負ののれん発生益2億8100万円を特別利益に計上したことが要因としている。
 同時に発表した第3四半期累計(10~6月)決算は、売上高388億500万円(前年同期比2.6%増)、営業利益22億3500万円(同30.4%減)、純利益12億1700万円(同13.2%減)だった。CRO(医薬品開発支援)のモニタリング業務やデータマネジメント業務において新規受注や既存案件が好調に進捗し増収を確保したが、CMO(医薬品製造支援)で既存案件の製品の受託生産量が減少したことや、分析化学サービス業務で価格競争が激化したことなどが利益を圧迫し減益を余儀なくされた。

シミックHDの株価は9時25分現在1958円(△14円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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