今日のポイント
NY大幅安を受け、売り先行となりそうです。日経平均の下値抵抗ラインは、シカゴ日経平均先物終値15,490円、心理的節目15,400円、25日移動平均15,356円などとなっています。ただ、NY安については、雇用統計発表前でしかも月末というポジションを取りにくいタイミングであった点に注意が必要です。アルゼンチン問題も、同国へ投資していた投資家は非常に少ないとみられ、影響は限定的でしょう。「リスク回避」で、円高にならなかった点も不思議な感じがします。売り一巡後に下げ渋る場面もあるのではないでしょうか。こういう全体安が想定される日は、好決算銘柄の買い場になる可能性もありそうです。なお、前日決算でアナリスト予想への上振れが目立ったのは大東建(1878)、トヨタ紡(3116)、日本化薬(4272)、神戸鋼(5406)、ナブテスコ(6268)他でした。