<私の相場観>=三木証券・商品副本部長 高橋 春樹氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/29 12:13
 日経平均株価が1万5500円台を回復したことで、約半年間続いたボックス圏を上に抜け、昨年末の高値1万6291円をターゲットにした新たな上昇段階に入ったといえる。

 前週末25日のNYダウ平均株価が、123ドル安の大幅安で3日続落となったにも関わらず、それを受けた週明け28日の日経平均株価が堅調な推移をみせたことは、日本の株式市場に久々に独自性を感じさせた。

 4~6月期決算の内容が予想以上に好調なものが目立つ。先行き成長期待感のある銘柄に対する株価の反応が良好で、こうした高評価の集積が市場全般の明るさを増しているようだ。

 物色は内需系に関心が向いており、なかでも建設セクターは、折に触れて幅広く循環物色の対象となりそうだ。

 個別銘柄では、自動車軽量化などに伴いアルミ需要好調が追い風となる日本軽金属ホールディングス<5703.T>、今後の都市再開発や中央リニア新幹線などに関連した鉄道インフラ整備をリードする鉄建<1815.T>、POSシステムなど流通端末大手の東芝テック<6588.T>に注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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