【売り】日本マクドナルドホールディングス (2702) 期限切れ肉問題で売りが出やすいか = フェアトレード 田村 祐一

短期的に売り優勢となる可能性

■注目銘柄
日本マクドナルドホールディングス (2702)

■注目理由
日本マクドナルドが上海の食品会社「上海福喜食品」から使用期限の切れた鶏肉を仕入れていた問題が現在ニュースで話題になっています。国内で販売する「チキンマックナゲット」のうち、約２割がこの食品会社より仕入れていたと言われています。この報道を受けて、同社株価は急落しており、当面売り優勢の展開となる可能性が高いでしょう。また、同社は6月末に優待権利が確定しており、優待権利確定後の売りも継続的に出る可能性が高いでしょう。

今回の「期限切れ肉」問題によって、業績見通しも不透明となっていますが、同社は7月29日に第2四半期決算を予定しています。この前後は投資家の注目度が高まる可能性が高く、株価動向には注目する必要があるでしょう。

※同社は貸借銘柄ではないために、「空売り」を行うことはできません。しかし、注目度が高い銘柄であるため、便宜上「売り」予想とさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。

過去の株価データによる8月の買い勝率を以下に掲載しています。
--------------------------------------
勝率：41.67％
平均損益（率）：-2.32％
平均利益（率）：1.86％
平均損失（率）：-5.65％
--------------------------------------