東亜建などマリコンが動意、「観光立国日本」を支える羽田拡張で出番
東亜建設工業<1885.T>、東洋建設<1890.T>、五洋建設<1893.T>など海洋土木関連株の一角が高い。ここ内需株に物色の矛先が向いており、特に好業績を伴い、テーマ性のある建設株に物色資金が回りやすくなっている。品川駅周辺の再開発や今秋に予定されるリニア中央新幹線の着工、東京五輪開催を控えた首都圏再整備、国土強靭化政策など手掛かり材料は豊富で株高を後押しする追い風は強力だ。
そのなか、政府の日本再興戦略(新成長戦略)のひとつである観光立国へのアクションプログラムで、首都圏空港の発着枠拡大がその骨子に掲げられている。訪日外国人の増加と並行して2020年までに羽田・成田の両空港合計で8万回の発着枠の増加が青写真にあり、その際には羽田空港の5本目の滑走路となるE滑走路の新設が有力だ。沖合展開による滑走路の新設が見込まれ、浚渫で強みを持つマリコンに商機がもたらされる可能性が指摘されている。
そのなか、東亜建は15年3月期営業利益が前期比68%増の37億円と急拡大見通しにある。株価が200円未満と低位で出来高流動性にも富み、目先商い急増傾向にあることから、市場の注目度が高まっている。
東亜建の株価は10時52分現在187円(△4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
そのなか、政府の日本再興戦略(新成長戦略)のひとつである観光立国へのアクションプログラムで、首都圏空港の発着枠拡大がその骨子に掲げられている。訪日外国人の増加と並行して2020年までに羽田・成田の両空港合計で8万回の発着枠の増加が青写真にあり、その際には羽田空港の5本目の滑走路となるE滑走路の新設が有力だ。沖合展開による滑走路の新設が見込まれ、浚渫で強みを持つマリコンに商機がもたらされる可能性が指摘されている。
そのなか、東亜建は15年3月期営業利益が前期比68%増の37億円と急拡大見通しにある。株価が200円未満と低位で出来高流動性にも富み、目先商い急増傾向にあることから、市場の注目度が高まっている。
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