日軽金ＨＤが堅調、アルミ市況が１年４カ月ぶり高値

　日軽金ホールディングス<5703.T>が堅調。前週は上昇一服局面にあったが、再び買いが集まり始めている。アルミニウムの市況は高水準の需要に加え、海外大手製錬の減産に伴い需給がタイト化、ＬＭＥで約１年４カ月ぶりの高値をつけるなど上昇基調を強めている。アルミ相場の上昇は国内で唯一製錬を手掛ける同社株の株価刺激材料となっている。そのなか、同社の１５年３月期最終利益は前期比ほぼ倍増し１００億円の大台乗せが予想されているほか、ＰＥＲ８倍台、ＰＢＲ０．７倍台の時価は割安感が強い。

日軽金ＨＤの株価は９時１４分現在１５５円（△２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）