あす(18日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、引き続き買い手掛かり材料難の続くなか、3連休を前に一段と手控えムードが強まりそうだ。日経平均株価は続落を予想する。
17日の東京株式市場は、前日に米国株市場でNYダウ平均株価が2週間ぶりに過去最高値を更新したことを受け買いが先行した。後場に入ると徐々に水準を切り下げる展開となり、日経平均株価終値は、前日比9円安の1万5370円と小幅続落した。ただ、そのなかでも相場テーマを背景とした個別銘柄物色は旺盛で、品川駅周辺再開発を手掛かり材料に低位建設株が賑わいをみせた。
市場関係者からは「材料株物色は、値動きの良さに期待した思惑的なものが多くを占め、ごく一部の銘柄を除いては継続性に疑問が残る」との見方が出ていた。ただ、外国為替市場で円安・ドル高のシナリオが一時停止状態にあるため、輸出関連を中心とした主力銘柄には投資し難い環境にある。来週から本格化する4~6月期の決算発表をきっかけに、新たな投資対象を探る動きが活発化しそうだ。
日程面では、5月の毎月勤労統計調査確報値、6月の全国百貨店売上高、6月の半導体製造装置のBBレシオ、日銀金融政策決定会合議事要旨(6月12~13日分)に注目。
海外では、米7月のミシガン大学消費者信頼感指数が焦点に。
17日の東京株式市場は、前日に米国株市場でNYダウ平均株価が2週間ぶりに過去最高値を更新したことを受け買いが先行した。後場に入ると徐々に水準を切り下げる展開となり、日経平均株価終値は、前日比9円安の1万5370円と小幅続落した。ただ、そのなかでも相場テーマを背景とした個別銘柄物色は旺盛で、品川駅周辺再開発を手掛かり材料に低位建設株が賑わいをみせた。
市場関係者からは「材料株物色は、値動きの良さに期待した思惑的なものが多くを占め、ごく一部の銘柄を除いては継続性に疑問が残る」との見方が出ていた。ただ、外国為替市場で円安・ドル高のシナリオが一時停止状態にあるため、輸出関連を中心とした主力銘柄には投資し難い環境にある。来週から本格化する4~6月期の決算発表をきっかけに、新たな投資対象を探る動きが活発化しそうだ。
日程面では、5月の毎月勤労統計調査確報値、6月の全国百貨店売上高、6月の半導体製造装置のBBレシオ、日銀金融政策決定会合議事要旨(6月12~13日分)に注目。
海外では、米7月のミシガン大学消費者信頼感指数が焦点に。