あす(9日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、様子見ムードが強い展開となりそうだ。主力株だけでなく、中小型株にも足もと買い疲れ感が台頭していることから、日経平均株価は3日続落となる可能性が高い。ただ、その際も下値は押し目買いが厚く、狭いゾーンでの上下動に終始しそうだ。
8日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて売りが先行、その後押し目買いに下げ渋る動きをみせ、日経平均株価はいったんプラス圏に浮上する場面もあったが、買いが続かなかった。主力株の上値が重く、引き続き個人を中心とした材料株物色が地合いを牽引している構図だが、先駆している銘柄には手仕舞い売りを急ぐ動きもみられた。
目先は為替相場の動きが乏しいこともあって、米国株の動きに左右される要素が大きい。全般は先高期待が根強く、下値は限定的ながら、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を確認したいという思惑から、日米ともに上値を買う動きは限られそうだ。
日程面では、朝方に日銀から6月のマネーストックが発表される。また、午後には経産省から5月の特定サービス産業動態統計、6月の企業倒産件数も予定されている。企業決算ではABCマートの3~5月期決算がある。
海外では、6月の中国消費者物価指数(CPI)、6月の中国工業生産者出荷価格指数(PPI)。さらに10日未明になるが、FOMCの議事要旨(6月17~18日開催分)が開示され、要注目となる。
8日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて売りが先行、その後押し目買いに下げ渋る動きをみせ、日経平均株価はいったんプラス圏に浮上する場面もあったが、買いが続かなかった。主力株の上値が重く、引き続き個人を中心とした材料株物色が地合いを牽引している構図だが、先駆している銘柄には手仕舞い売りを急ぐ動きもみられた。
目先は為替相場の動きが乏しいこともあって、米国株の動きに左右される要素が大きい。全般は先高期待が根強く、下値は限定的ながら、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を確認したいという思惑から、日米ともに上値を買う動きは限られそうだ。
日程面では、朝方に日銀から6月のマネーストックが発表される。また、午後には経産省から5月の特定サービス産業動態統計、6月の企業倒産件数も予定されている。企業決算ではABCマートの3~5月期決算がある。
海外では、6月の中国消費者物価指数(CPI)、6月の中国工業生産者出荷価格指数(PPI)。さらに10日未明になるが、FOMCの議事要旨(6月17~18日開催分)が開示され、要注目となる。