クラリオンが大幅高、新型カーナビ材料視、売買代金膨らませ需給相場の片鱗

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/26 13:37
 クラリオン<6796.T>が大幅高。株価は2月初旬から3月下旬にかけて2カ月近くにわたる底値鍛錬を経て上放れ、その後25日移動平均線を一度も下回ることなく上昇波動を継続しているが、きょうは売買代金も5月12日以来の高水準に膨らんでおり、改めて市場の注目を誘っている。
 次世代の音声認識技術である自然対話型音声認識「インテリジェントボイス」に対応したカーナビ「NX514」を7月から発売するが、これが手掛かり材料となっているもよう。米グーグルの音声認識技術を活用したものであたかもナビと対話しているかのような感覚でさまざまな情報検索を行い、ドライブを楽しむことができる。同社株は2010年前半には全員参加型材料株として個人投資家資金を巻き込んで大相場を形成した実績がある。今回も、信用取組が売り買いともに程よく積まれており、信用倍率は直近6月20日申し込み現在で1.37倍と拮抗、需給相場の片鱗をのぞかせている。

クラリオンの株価は13時33分現在261円(△22円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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