ドルが全般的に軟調・・・・・

成長戦略発表後は、ドル円も小幅下落か・・・・

　ドル円は、101円台後半から102円台前半での狭いレンジ取引が先週から続いています。本日も、株式市場を睨んでのレンジ内揉み合いに終始し、この後の新成長戦略に関する、安倍首相の記者会見待ちとなっています。

　今月の中旬以降、ドルは円以外の主要通貨に対しては、上値の重い展開を続けており、ドル・インデックスは約1ヶ月ぶりの安値圏で推移しています。

　この為、もし、新成長戦略に新鮮味のある内容や具体的な方策等が盛り込まれていない場合には、ドル円も上値の重い展開となる可能性があります。

　ドル円の101.80円付近には、日足・一目均衡表の基準線がある為、ここ数日はこのレベルで下げ止まる動きとなっていますが、ここを下抜けると、200日移動平均線のある101.60円付近まで下げ幅を拡大する可能性がありそうです。