電気興が3日続伸、移動体インフラ投資高水準で大勢二段上げの様相に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/23 12:42
 電気興業<6706.T>が3日続伸。前週末の急伸で目先利益確定売りも出ているが、それをこなして大勢二段上げの様相をみせている。世界的な自動車生産の好調を受けて、同業界向けに高周波装置の受注が伸びているほか、更新需要期に入った移動体通信インフラでは、ドコモをはじめ高速通信サービスであるLTEのネットワーク拡充に向けた設備投資拡充の動きを受け、多周波共用アンテナへの引き合いも旺盛だ。さらに、「消防のデジタル化投資需要の増大と防災関連投資の活発化が業績を押し上げている」(業界アナリスト)といい、足もとの収益環境は有卦に入っている。株価は15年3月期の会社側業績見通しが冴えなかったことを背景に、年初から約半年にわたり下値を切り下げてきたこともあり、売り物がほぼ枯れている。これも上げ足を軽いものにしているようだ。

電気興の株価は12時31分現在664円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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