＜チャートの視点＞＝コカウエスト、一目均衡表の雲を上抜く

　コカ・コーラウエスト<2579.T>はきょう一時、前日比２３円高の１８０１円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１６日時点：１７４６円）と先行スパン２（同：１７９２円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。５月１２日につけた年初来安値１６６３円近辺で約２週間もみあったあと、５月下旬以降はジリジリと下値を切り上げる展開。足もとでは、２５日移動平均線（１６日時点：１７２６円）と７５日移動平均線（同：１７５８円）とのゴールデン・クロス（ＧＣ）も視野に入りつつあり、テクニカル妙味が高まっている。また、需給面でも、６日申し込み時点の信用倍率が０．６５倍と好取組。夏本番を前に改めて関心を集める可能性もありそうだ。
　なお、１４年１２月期通期の連結業績見通しは、売上高４５４３億円（前期比５．２％増）、営業利益１６７億円（同４．８％増）が見込まれている。

コカウエストの株価は１３時２４分現在１７９４円（△１６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）