ECB緩和も影響・・・・
今週、米国では、3年・10年・30年国債の入札が予定されており、少なくとも、10年債入札が終わるまでは、利回りが下がり難い展開となりそうです。一方、先週のECBの金融緩和政策発表により、欧州では、スペイン国債やイタリア国債の利回りが大きく低下し、昨日、スペイン10年債利回りが米10年債利回りを4年ぶりに下回ってしまいました。
しかし、米国債の格付けはAA格で、BBB格のスペイン債よりも信用力が高い訳ですから、この状況は、米国債への需要を高める可能性があります。それ故、今週の米国債入札が終了すれば、米長期金利は再び低下傾向を強めるものと思われます。
米長期金利と相関度が高いドル円は、102円台での膠着状態が続いていますが、本日は日経平均株価の反落もあって、やや上値の重さが目立って来ています。今週は日銀金融政策決定会合も予定されていますが、此方は現状維持となる事がほぼ決まりでしょうから、ドルを買う材料にはなりそうもありません。
そうなると、米国債入札が好調に終わり、長期金利が低下傾向を強める事となれば、ドル円は101円台へと下落するものと思われます。但し、サッカー・ワールドカップも始まりますので、急激な動きは期待出来ず、ゆっくりとした、時間を掛けた動きとなりそうです。
しかし、米国債の格付けはAA格で、BBB格のスペイン債よりも信用力が高い訳ですから、この状況は、米国債への需要を高める可能性があります。それ故、今週の米国債入札が終了すれば、米長期金利は再び低下傾向を強めるものと思われます。
米長期金利と相関度が高いドル円は、102円台での膠着状態が続いていますが、本日は日経平均株価の反落もあって、やや上値の重さが目立って来ています。今週は日銀金融政策決定会合も予定されていますが、此方は現状維持となる事がほぼ決まりでしょうから、ドルを買う材料にはなりそうもありません。
そうなると、米国債入札が好調に終わり、長期金利が低下傾向を強める事となれば、ドル円は101円台へと下落するものと思われます。但し、サッカー・ワールドカップも始まりますので、急激な動きは期待出来ず、ゆっくりとした、時間を掛けた動きとなりそうです。