ドル円は下値模索か？？・・・・

豪ドル円の下げが円買いの流れ強め・・・・

　ドル円は昨日まで、5日続落となっており、本日もこの時間までは下落基調が続いています。又、ユーロ円の下落も続いており、昨日、138円台半ばまで売られて、2月7日以来の安値を更新しました。

　そんな中、昨日は、豪ドル円が急落。先月下旬以来、サポートされていた94円台半ばを一気に下抜け、93.55円と3月24日以来の安値を更新しており、今日も更に下値を模索する動きを続けています。

　本日は、日銀が追加緩和を見送り、金融政策の現状維持を決定。これは市場の予想通りではありましたが、どちらかと言えば、ドル円の売り圧力を強める方向に作用している様です。

　株価も冴えない動きを続けており、リスク回避の流れが強まり易い環境の中、ユーロ円に続き、豪ドル円の下落基調が強まった事は、今後の外為市場が、全般的な円買いの流れに傾き易くなったと考える事が出来ます。それ故、ドル円も、短期的に100円台へと下落する勢いとなりそうです。