洋埠頭は新安値、１４年３月期業績見込みを下方修正で

　東洋埠頭<9351.T>が反落し年初来安値を更新。１４日引け後に集計中の１４年３月期連結業績について、売上高を従来予想の３３１億円から３２７億１７００万円（前期比２．２％減）、営業利益を同１３億４０００万円から１１億５６００万円（同２６．２％減）へ、純損益を同７億円の黒字から１億５０００万円の赤字（前の期７億９９００万円の黒字）へ下方修正したことが嫌気されている。輸入青果物の取り扱い減少や、全般的な荷動きの回復の遅れなどに加えて、２月の大雪の影響で立川営業所倉庫の屋根の一部が崩落したことを受けて、有形固定資産の除却見込額３７００万円を災害による損失として、また、その撤去費用の見積り額１０億円を災害損失引当金繰入額として、特別損失に計上したことが要因としている。

洋埠頭の株価は１１時３０分現在１９７円（▼９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）