サンセイランディックは大幅高、第１四半期の４億１１００万円の営業黒字と株主優待制度導入を好感

　サンセイランディック＜3277.T＞が３日続伸。株価は一時、前日比９０円高の６２８円まで買われている。同社は１４日大引け後に第１四半期（１～３月）業績を発表。連結売上高２０億４９００万円（前年同期比３６．４％増）、営業損益４億１１００万円の黒字（前年同期実績２億３３００万円の赤字）と、営業損益で黒字転換を達成し、これを好感している。不動産販売事業で、利益率の高い大型居抜き物件を販売したことが寄与。今１２月期通期は売上高１２０億８８００万円（前期比３１．６％増）、営業利益１０億５９００万円（同１５．２％増）の従来予想から変更はしていない。
　また、同社は株主優待制度の導入を発表し、これも評価されている。第２四半期末（６月末）時点で１００株以上保有の株主に対してパン・アキモト（栃木県那須塩原市）の「パンの缶詰」オリジナル３缶セットを贈呈する。

サンセイランディの株価は１０時４２分現在５９３円（△５５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）