決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ディップ、わらべ日洋、ハニーズＨＤ (7月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ディップ <2379>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比22.0％増の39.9億円に伸び、通期計画の132億円に対する進捗率は30.3％となり、5年平均の30.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　カーブスＨＤ <7085>
　24年8月期第3四半期累計(23年9月-24年5月)の連結経常利益は前年同期比50.1％増の44.7億円に拡大し、通期計画の49.5億円に対する進捗率は90.3％に達したものの、4年平均の97.7％を下回った。

★No.4　ハニーズＨＤ <2792>
　24年5月期の連結経常利益は前の期比9.2％減の72.8億円になったが、25年5月期は前期比3.0％増の75億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2918> わらべ日洋 　　東Ｐ　　 +8.87 　　7/ 9　　　1Q　　　 -1.57
<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 +7.77 　　7/ 9　　　1Q　　　 22.01
<7085> カーブスＨＤ 　東Ｐ　　 +4.70 　　7/ 9　　　3Q　　　 50.07
<2792> ハニーズＨＤ 　東Ｐ　　 +0.32 　　7/ 9　本決算　　　　3.01

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース